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10月31日(土)福島・500万条件(ダ1700m)に3キロ減量の木幡初也騎手で出走。馬体重は前走より4キロ減の432キロ。メンコ(レースは耳覆いなしのメンコ)、シャドーロールを着用しパドックに登場。時折周囲を気にするところはあるが、特に入れ込むこともなく、落ち着いた様子でパドックを周回。馬体を減らしながらの出走で、腹回りは寂しく見えるが、毛ヅヤや馬体の張り自体は悪くなく、調子は悪くなさそう。パドックではジョッキーは跨がらず、特に大きく様子は変わらないまま馬場へ向かった。ダートコースに入ると、誘導馬の後ろを落ち着いた様子で歩いていき、促されるとスムーズに駆け出していった。レースでは、好スタートから促していき先団へ。2〜3番手で1コーナーを通過し、3番手で2コーナーを通過して向こう正面へ。先団のまま向こう正面を進み、3〜5番手で3コーナーを通過。3〜4番手で4コーナーを回り最後の直線に入るが、直線の半ばで脚が止まってしまい10着。レース後、木幡騎手は「ゲートも出てくれましたし、道中は逃げていた馬の直後に付けることが出来ました。結果的に前をいった2頭で決まったレースでしたので、道中の位置取りは悪くなかったと思います。ダートも特別上手いという風には感じませんでしたが、逆に悪いとも感じませんでした。道中はそれほど良い手応えで走れていたわけではなく、それでも直線ではもう少し頑張ってくれると思ったのですが…。競馬のセンスはあると思いますが、このクラスでは厳しいかもしれません」とのコメント。大和田調教師から「今日の流れでしたら、あの位置でもう少し頑張れないと厳しいと思います」との話があり、今後について協議を行うことになった。
(10月31日)
大和田調教師から「未勝利戦はなくなってしまいましたが、良い状態でダートを使ったことがありませんでしたので、格上の500万条件戦にチャレンジさせました。しかしながら、良い位置で競馬はできたものの、最後の直線では余力が残っておらずズルズルと後退してしまいました。ここまでのレース内容を見ますと今後の展望は持ちにくいと思われ、残念ではございますがここで引退させることにしたいと思います」との話があり、師とも協議を進めました結果、同馬を引退させることになりました。同馬は平成27年11月4日に中央競馬の馬名登録を抹消致します。残念ですが、この馬なりによく頑張ってくれたと思います。マロンベルの競走生活に携わっていただいたスタッフの皆さん、ありがとうございました。
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(11月4日)