2012年11月26日

2012年ジャパンカップの裁決に関する私見

オルフェーヴルは悔しさが残る2着/ジャパンC | netkeiba.comニュース
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=70285
 検量室で池添は池江師と並んで、正面からのパトロールビデオを何度も見返した。採決に2度も呼ばれて“事情聴取”を受けた。「あの判定はどうかと思う。着差が頭差とか、首差ならともかく鼻差ですから。着差が着差だけに、あれがなければ…と思ってしまう。後味は悪いですね」。


 私も昨日の時点でパトロールビデオをしみじみ見直してみたんですが、何度見ても「岩田康誠騎手の騎乗はちょっと危険だなぁ」「オルフェーヴルの受けた不利はそれほど致命的なものじゃないなぁ」という印象でした。裁決の判断とまったく一緒で、なんか申し訳ないですけど。
 もちろん、オルフェーヴルが不利を受けたのは確かですし、それが走りに影響を及ぼしたのも明らかです。ただ、そのあと1ハロン近くに渡ってジェンティルドンナと併走し、それでもなおかわし切れなかったわけですから、不利がなければ入線順位は入れ替わっていたと看做すのは難しいでしょう。「進路がなくなってブレーキをかけた」という状況ならともかく、今回のオルフェーヴルはどちらかと言うと「バランスを崩されてアクセルが緩んだ」という形。そして、それはジェンティルドンナも(加害馬と被害馬の差こそあれ)同じなんです。ビートブラックが両馬の前にいなかった場合、(ぶつけられていない)オルフェーヴルは(ぶつけていない)ジェンティルドンナに先着できたのでしょうか? ……正直、こればかりは判断のしようがないと思います。「危険行為へのペナルティとして着順を変更すべし」という論理ならわかりますが、「あの不利でハナ差以上のロスがあったはずだから実質的にはこちらの勝ち」という池添謙一騎手の主張には同意できません。
 まぁ、岩田康誠騎手が騎乗停止に値する行為をしたのは事実ですし、気持ちはわからなくもないんですがね。流れ的に仕方のない部分はありますけど、ビートブラックの真後ろという進路を取るなら他馬に蓋をされるリスクも当然伴うわけで、結果的に「不利を喰らうか制裁を喰らうか」という状況へ追い込まれたのは岩田康誠騎手自身の責任。おそらくご本人も納得していると思います。大きな事故に繋がらなかったのは幸いですし、見応えのある攻防であったことは間違いありませんから、今後も危険を伴わない形で迫力あるレースを見せてほしいです。


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