風流を愛する無数の人手が
上野公園を埋め尽くした土曜日。
気がつくとそこに、
缶ビールを傾けながら
センチメンタル並木を練り歩く、
俺を、見たのでありました。
ポケットに「桜花賞」の前売り馬券
(最高目が来れば払い戻しは100万円以上)
を突っ込んで、記憶探しの旅ばかり。
しかしいつしかそれは、妄想に変わっていく。
【写真:ほぼぜんぶ伊吹雅也】
黙々人(もくもくびと)の群れ。
満開の桜の下で。
SHIDAREZAKURA。
歩き疲れて1。
たぶん有名な池(調べる気なし)。
天下の往来で表情を作りながら自分撮り。
テキ屋のボッタクリ食品(九州地鶏500円)を喰らう。
歩き疲れて2。
黙々人(もくもくびと)の群れ。
「○△■※♪▲ your picture?」
「あ、お願いしていいっすか?」(←ためらいなく日本語で応答)
親切なガイジン女性に撮っていただいた
唯一の非自分撮り写真。
<ひとり花見を終えてわかったこと>
●ひとり花見の利点:いろんな場所の桜を楽しめる
●新たな発見:日の出ているうちからビールを飲みながら歩くのは非常に楽しい。
●新たな発見:天下の往来で独身男性が自分撮りするのはかなり恥ずかしい。
●今日の疑問:道行く人々(除くガイジン女性)がまったく目を合わせてくれなかったのは気のせいだろうか。
●今日の音楽:「日本一のやさぐれ系アルバム」として(個人的に)名高い『Faces Places』(globeの2nd.)。今日みたいな「楽しそうに語らう人がたくさんいるなかで俺は一人」みたいなシチュエーションで聴きたくなる、やさぐれ系の佳曲がギッシリ詰まった名盤。
<結論>
やっぱり花見の最少催行人数は「2人以上」だと思います。
<追記050413>
同じ趣旨なのにずいぶん趣の違う記事。
『tokyo gracias.』
桜咲く日、東京散歩。



同じ「ヒトリハナミ」なのにね。
人がわんやわんやしてるところだと、
やさぐれちゃうかもしれないけど、
穴場な場所を歩くなら、
ひとりやふたりくらいの方が、
本当の"お花見"ができるんじゃないかなって、
思いました。
自分写真は、どこでとっても恥ずかしいものですよ。